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〇ピティナ・ピアノステップのご案内の手紙をレッスン時にお渡ししています。
手紙にも書きましたが、ご参加ご希望の方はお早めにお返事いただければ幸いです。希望されない方もお手数ですがお返事をお願いいたします。

先週は中学校の合唱コンクールウイークでした。
当教室からは二校、3名の方が伴奏者として活躍されました。
そしてなんと、三人とも伴奏者賞をいただきました!

合唱コンクールの伴奏者の苦労は以前ここにも書きました。長くて難しい曲を夏休み中から練習を始めて仕上げていきます。
また合唱コンクールではありませんが、この秋は、発表会直後から2週間で合唱伴奏を仕上げた小学生の方もいらっしゃいました。
皆様熱心によく練習されて、この秋の実りとなりました。

ソロ曲のレッスンと違うのは、常に歌を意識して弾いていくところです。
私は中学校は2校とも当日合唱コンクールを聴きにいきました。
今回賞をとられた三名の方は、本番でほんとうによく歌に寄り添って、一体となった伴奏ができたように思います。
各中学校の審査員がどんな観点で聴いて下さったかはわかりません。でももし、そういうところをくんでいただけたとしたらとても嬉しく、光栄です。

【お知らせ】
〇発表会写真のウェブ注文が始まっています。素敵な写真がたくさんあります。ぜひご注文下さい。
〇レッスン予定カレンダー、春と秋切り替えの方はレッスン中にお渡ししています。

レッスンに関係ない所帯じみた話題で恐縮ですが、先週は、まず台所のガスコンロが壊れ続いて携帯が故障しました。
今年は色々壊れる時期なのか、ちょっと前に衣類乾燥機も壊れました。( ;∀;)
そういえば、レッスン室のPCも悲惨な状態なのをだましだまし使っています。
ぐぐぐ、それはダメだろう私。

機械といえば。
楽譜もタブレットでみる時代が始まっています。ピアノの先生の講習会的なものに行くと、ふつうのタブレットやスマホで楽譜をみている先生がいらしたりします。
少し前ですが、バレエの何かの審査会で、ピアノ演奏者がデジタル楽譜を使っていたというお話を、あるお母様から聞いたこともあります。

クラシック音楽は、作曲家の作品を解釈して表現するものなので、楽譜って重要なアイテムなんですよね。

今ちょっと検索したら、タブレットのような汎用性の高いものでなく楽譜に特化した電子機器も出てました。
別に宣伝の意図はありませんが、リンクを張っておきますね。
GVIDO

かっこいい。欲しい。

うん、でもその前にレッスン室のPCをなんとかしないとね!!

【お知らせ】
★明日8日から発表会スナップのウェブ販売が始まります。パスワードなどの掲載されたチラシは配布済みです。もし紛失された場合はまだありますのでご連絡ください。
★それとは別に、レッスン時に集合写真と演奏写真のセットをお渡しします。こちらは発表会費に含まれておりますので、代金は必要ありません。


アンケートをご提出くださった皆様ありがとうございました。
日々のレッスン、そしてこれからの発表会の糧にさせていただきます。
以下ご紹介いたします。少々割愛させていただいているところもございますがどうかご了承ください。

〇とても素敵な発表会でした。ピアノの演奏で、こんなにも癒され日々の忙しさから解放されました。
川名より/今年は大きな曲を弾く方も多く、また低学年~中学年の方もクオリティ高く仕上げてくださいました。音楽の癒しの力を発揮できたとしたら参加された皆様の努力の結晶と思います!

〇初めての発表会だったので心配していましたが、本人はとても楽しみにしていました。リハーサルではひっかかっていたので大丈夫かな?と思いましたが最後まで弾けたのでよかったです。
川名より/着実に練習を積み重ね、きちんと仕上げていらっしゃったので大きな心配はしていませんでいたが、完璧に弾ききって素晴らしかったです!

〇今年で早六回目の発表会になります。ギリギリまでご心配をおかけして申し訳なく、ハラハラし通しの当日発表となってしまいます。もう少し早くやる気スイッチが入ってくれれば。全体として皆さんレベルが高く素晴らしかったです。
川名より/いえいえ、八月半ばから計画的に練習を進め、当日にきっちり間に合わせることができました。底力を感じます。当日の演奏も堂々としてご立派でした!

〇初めての発表会で、何もわからず、一人で出られなかった娘ですが、失敗することなく最後まで立派に演奏することができました。良い思い出になることと思います。高学年のお兄さんお姉さんのようなステキな演奏ができるようがんばっていって欲しいです。
川名より/ふだんレッスンで弾いているものよりもだいぶ難しい曲もあったのですが、きちんとクリアされほんとうに素晴らしかったです。高学年になられる頃にはきっと、ぜったい今回のお兄さんお姉さんのような演奏ができるようになるでしょう!

玄関先に萩の花を置きました。

萩の花には思い出があります。
昭和の昔、私は高校生。
東京で寮生活を送っていました。音大付属高校に入ったからです。両手に抱えきれないほどのコンプレックスを抱えていましたっけ( ;∀;)。
そんなある日の高校の図書室。私は国語のH先生と話していました。
どんな流れだったか忘れましたが、たぶん自分の劣等感について話したのだと思います。自分は田舎者で引け目を感じるとか言ったのかもしれません。
その時の先生の言葉を萩の花を見るたびに思い出すのです。

ちょうどそのころ授業で萩の花をモチーフにした短歌か俳句を勉強していたのですが
「ねえ川名さん、じっさいに野に咲いてる萩の花をみたことがある人のほうがあの俳句(?)を詠んだ作者の気持ちに近づけると思わない?都会育ちの子にはそんな経験は持てないよ。野に咲いている萩を見たことがあるって素晴らしいことなんだよ」

先生は続けて、
自分も田舎から出てきて大学に入った。だから気持ちはわかる。でも、田舎に育ったことにはそういう価値だってあるんだよ。この場合は文学をより深く理解する経験を持ってるということだよ。

そんなことをおっしゃいました。

(で、その俳句だか短歌だかもここで紹介したいと思ってですね、先日からネット検索してるんですけどみつからないんですよね。ううう。)

なんだか私の文章だと感動も驚きもないんですが(*_*;、高校生の私の胸には深く響いて、それ以来少なくとも田舎者であるということで必要以上にじぶんを卑下することはなくなったように思います。

今このブログを書きながら考えることは、高校生の時期にこういう言葉をもらえた自分はとても幸運だったな、ということです。
今でいう自分を肯定する言葉をいただいたのだと思うし、また、こんなふうにものごとをとらえる視点があるのだ、ということを教えていただいたのだと思います。
こういう言葉は大人になるとなかなか言ってもらえないものです。

萩の花をみると、H先生のやさしさと教養の深さをなつかしく思い出します。

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