現在の空き時間は以下の通りです。
個人教室ですのでできるだけ(現在の生徒さんに影響が出ない範囲で)
ご希望に添いたいとも考えております。ご相談ください。
ご連絡お待ちしています。
あけましておめでとうございます
皆様のご健康とご多幸をお祈り致します
今年もよろしくお願い致します
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
只今帰省中のため、君津にはおりません。おそれいりますがお電話のご連絡は1月4日以降にお願いできればと存じます。
これは楽譜の間から出てきた、私の昔のピアノ発表会のプログラムです。
昭和54年て。
1979年です。だいたい、よ、40年前ですね・・・。
今ウィキペディアみてみたら・江川卓が巨人に入団とか・映画『エイリアン』とか・ヒット曲いとしのエリーとか…。
中をみると、午前の部と午後の部があります。ぜんぶで70~80くらいのプログラムあるかも。
私はOBの部というのに出ています。
斉藤フミ先生は富津市八幡の先生でした。
地元の方ではなく、関西から来られたと聞いていました。
白髪のご婦人でした。当時のわたしにとってはおばあさんと感じる年齢の方でしたが、(当時の)私の身近にいる「おばあさん」とは髪型も服装も雰囲気も全く違っていました。なんかこう、都会人のオーラがまぶしいというか。けして気取っているわけではないけれど、洗練されていてかっこいい方でした。
でも厳しかったです。
うっかり爪がのびていると「なんだこの手は!高宕山のおサルさんか!」と大騒ぎされるし、弾いている手の形が悪いとピシっと叩かれました。
そして当時の先生ってみんなそういう感じでしたが、手取り足取り何かを教えてくれるわけではなく、基本的には自力で弾きこなしたものを先生のところで弾いて丸をもらう、というレッスンでした。
厳しくても怖くても叩かれても、私は斉藤先生が大好きでした。
たくさん愛情を注いでいただきました。
斉藤先生は晩年、ここ君津中野にお住まいだったと思うのです。
私は高校から地元を離れてしまって、その中野のお宅には1回くらいしか伺っておらず記憶が曖昧です。
たまたま縁あって自分も中野に越してきて、前に斉藤先生のお宅があったのはどのへんだったかしらとぐるぐる自転車で回ったりしていましたが、どうも思い出せません。
どなたかご存知の方がいたら教えて下さい。
プログラムを開くと歌詞がのっています。
上はバイエル78番、下はバイエル52番のメロディーで歌います。
斉藤先生ご自身が作った歌詞と聞いています。
斉藤先生のような先生になりたいと当時思っていました。
今は、もう少し年をとったら、斉藤先生のようなおばあさんになりたいです。
先週からクリスマスソングをレッスンで紹介しています。気に入ったものがあれば、クリスマスまでの期間限定でレッスンで弾いてもらいます。
教室でクリスマスイベントを企画しているわけではなく、単に楽しみで弾いていただければとおもって毎年この季節はクリスマスソング。
(中には、ふだんのレッスン曲を進めたいという方もいらっしゃるので、各々ご希望があるか伺っています。)
自分が子供のころ、クリスマスソング弾きたかったんですよねー。
いわゆる耳コピで遊び弾きはできても、アレンジの才能とかないので、物足りなかったというかすぐ飽きてしまったというか。
それで、毎年みなさんにはクリスマスソングを楽譜と一緒に紹介しています。
そしてピアノの先生になって知ったこと。クリスマスソングってめっちゃたくさんある!
街で、お店で、何気なく流れてくるクリスマスソングも、注意して聴いていると多種多様です。
定番(ジングルベル そりすべり サンタが街に~~ We wish your merry christmas などなど)、往年のポップミュージック(ラストクリスマスとか)、往年のJ-Pop(クリスマス・イブとか)あとクラシック(アヴェ・マリアとか)うん、きっと最近のもあるはずだけど、ごめんちょっとわからない。
クリスマスソング集と銘打った楽譜も毎年たくさん発売されます。そういえば今年買った楽譜の中には『主よ人の望みの喜びよ』とか入ってました。これクリスマスソングだっけ?? もとはカンタータでピアノアレンジが広まってるってやつじゃね?
でもひいてみるとなんかこう、そういえばクリスマスっぽい(笑)。穏やかな、光さす感じ。
中学生の方がひとり、この曲を選んで弾いて下さるようです。
Youtubeもたくさんピアノのクリスマス曲が上がっていますね。世界各国の方のいろんな演奏が楽しめるのがよいですよね。
検索したらたまたま見つけたゴージャスなラストクリスマス↓。
白いピアノとジャージ?………
先週、小学1年生のMちゃんがレッスン室に入ってくるなり
「こんしゅうはいっぱい練習した!」
と言って、あいさつもそこそこに弾き始めてくれました。
そしてりっぱに弾き終えました。
「わあ、とってもよくひけたね!」
「うん、あのね、五時半におきてピアノをやったの。それから漢字とか勉強して学校に行った。それで、学校から帰ってきてすぐピアノをやって、そのあとさんすうと・・・」
「すごいな!えらいね!」
「うん。それでね、毎日やったんだよ!!」
なんてえらいんだろう。まだ1年生なのに。
お母様がそういうふうに持って行ったのかな。それも素晴らしいな。
ピアノの先生としてというか、母親として思うことがあります。
練習したらうまくなる、という経験を積むことが大事なんじゃないかな、と。
できなかったことが練習したらできるようになる、という経験を子供のころにたくさん積むと、大きくなった時、生きる力の一部になるんじゃないかな。
たとえば受験勉強でめげそうになったとき頑張れる力。
部活でどうしても勝てないとき、もう一度立ち向かう力。
自分の可能性を信じられる力。
そういうものが蓄えられるんじゃないかな??
そうだといいな、と思っています。
だから、よく練習してあるなと思うときはめちゃくちゃほめます。
音楽の指導をしているというよりは、母親の気持ちかもしれません(^_^;)
今年の発表会の写真をギャラリーにアップしています。
今年は高学年以上の方に多くご参加いただいて、プログラムも大きな曲が並んでいます。
皆さん完成度の高い演奏をされて素晴らしかったです。ありがとうございました。
もし当教室の発表会の特徴をあげるとしたら、連弾とソロ2回ステージに立たれる方がいらっしゃることかもしれません。
これはもともと、もっと参加人数が少なかったころ、みなさん全員に連弾とソロをやっていただいていた歴史?があるからです。
『先生と連弾』、お友達どうしの『なかよし連弾』、ご家族のだれかと演奏する『ファミリーで連弾』など、ご希望のペアで弾いていただいています。
そういえば今年はなかよし連弾がありませんでした。
例年、名乗りを上げてくださった方々が取り組んでいます。ほかの教室のお友達と演奏される方もいらしゃって、新鮮な空気を発表会に吹き込んで下さいます。
〇ピティナ・ピアノステップのご案内の手紙をレッスン時にお渡ししています。
手紙にも書きましたが、ご参加ご希望の方はお早めにお返事いただければ幸いです。希望されない方もお手数ですがお返事をお願いいたします。
先週は中学校の合唱コンクールウイークでした。
当教室からは二校、3名の方が伴奏者として活躍されました。
そしてなんと、三人とも伴奏者賞をいただきました!
合唱コンクールの伴奏者の苦労は以前ここにも書きました。長くて難しい曲を夏休み中から練習を始めて仕上げていきます。
また合唱コンクールではありませんが、この秋は、発表会直後から2週間で合唱伴奏を仕上げた小学生の方もいらっしゃいました。
皆様熱心によく練習されて、この秋の実りとなりました。
ソロ曲のレッスンと違うのは、常に歌を意識して弾いていくところです。
私は中学校は2校とも当日合唱コンクールを聴きにいきました。
今回賞をとられた三名の方は、本番でほんとうによく歌に寄り添って、一体となった伴奏ができたように思います。
各中学校の審査員がどんな観点で聴いて下さったかはわかりません。でももし、そういうところをくんでいただけたとしたらとても嬉しく、光栄です。
【お知らせ】
〇発表会写真のウェブ注文が始まっています。素敵な写真がたくさんあります。ぜひご注文下さい。
〇レッスン予定カレンダー、春と秋切り替えの方はレッスン中にお渡ししています。
レッスンに関係ない所帯じみた話題で恐縮ですが、先週は、まず台所のガスコンロが壊れ続いて携帯が故障しました。
今年は色々壊れる時期なのか、ちょっと前に衣類乾燥機も壊れました。( ;∀;)
そういえば、レッスン室のPCも悲惨な状態なのをだましだまし使っています。
ぐぐぐ、それはダメだろう私。
機械といえば。
楽譜もタブレットでみる時代が始まっています。ピアノの先生の講習会的なものに行くと、ふつうのタブレットやスマホで楽譜をみている先生がいらしたりします。
少し前ですが、バレエの何かの審査会で、ピアノ演奏者がデジタル楽譜を使っていたというお話を、あるお母様から聞いたこともあります。
クラシック音楽は、作曲家の作品を解釈して表現するものなので、楽譜って重要なアイテムなんですよね。
今ちょっと検索したら、タブレットのような汎用性の高いものでなく楽譜に特化した電子機器も出てました。
別に宣伝の意図はありませんが、リンクを張っておきますね。
GVIDO
かっこいい。欲しい。
うん、でもその前にレッスン室のPCをなんとかしないとね!!
【お知らせ】
★明日8日から発表会スナップのウェブ販売が始まります。パスワードなどの掲載されたチラシは配布済みです。もし紛失された場合はまだありますのでご連絡ください。
★それとは別に、レッスン時に集合写真と演奏写真のセットをお渡しします。こちらは発表会費に含まれておりますので、代金は必要ありません。
アンケートをご提出くださった皆様ありがとうございました。
日々のレッスン、そしてこれからの発表会の糧にさせていただきます。
以下ご紹介いたします。少々割愛させていただいているところもございますがどうかご了承ください。
〇とても素敵な発表会でした。ピアノの演奏で、こんなにも癒され日々の忙しさから解放されました。
川名より/今年は大きな曲を弾く方も多く、また低学年~中学年の方もクオリティ高く仕上げてくださいました。音楽の癒しの力を発揮できたとしたら参加された皆様の努力の結晶と思います!
〇初めての発表会だったので心配していましたが、本人はとても楽しみにしていました。リハーサルではひっかかっていたので大丈夫かな?と思いましたが最後まで弾けたのでよかったです。
川名より/着実に練習を積み重ね、きちんと仕上げていらっしゃったので大きな心配はしていませんでいたが、完璧に弾ききって素晴らしかったです!
〇今年で早六回目の発表会になります。ギリギリまでご心配をおかけして申し訳なく、ハラハラし通しの当日発表となってしまいます。もう少し早くやる気スイッチが入ってくれれば。全体として皆さんレベルが高く素晴らしかったです。
川名より/いえいえ、八月半ばから計画的に練習を進め、当日にきっちり間に合わせることができました。底力を感じます。当日の演奏も堂々としてご立派でした!
〇初めての発表会で、何もわからず、一人で出られなかった娘ですが、失敗することなく最後まで立派に演奏することができました。良い思い出になることと思います。高学年のお兄さんお姉さんのようなステキな演奏ができるようがんばっていって欲しいです。
川名より/ふだんレッスンで弾いているものよりもだいぶ難しい曲もあったのですが、きちんとクリアされほんとうに素晴らしかったです。高学年になられる頃にはきっと、ぜったい今回のお兄さんお姉さんのような演奏ができるようになるでしょう!
玄関先に萩の花を置きました。
萩の花には思い出があります。
昭和の昔、私は高校生。
東京で寮生活を送っていました。音大付属高校に入ったからです。両手に抱えきれないほどのコンプレックスを抱えていましたっけ( ;∀;)。
そんなある日の高校の図書室。私は国語のH先生と話していました。
どんな流れだったか忘れましたが、たぶん自分の劣等感について話したのだと思います。自分は田舎者で引け目を感じるとか言ったのかもしれません。
その時の先生の言葉を萩の花を見るたびに思い出すのです。
ちょうどそのころ授業で萩の花をモチーフにした短歌か俳句を勉強していたのですが
「ねえ川名さん、じっさいに野に咲いてる萩の花をみたことがある人のほうがあの俳句(?)を詠んだ作者の気持ちに近づけると思わない?都会育ちの子にはそんな経験は持てないよ。野に咲いている萩を見たことがあるって素晴らしいことなんだよ」
先生は続けて、
自分も田舎から出てきて大学に入った。だから気持ちはわかる。でも、田舎に育ったことにはそういう価値だってあるんだよ。この場合は文学をより深く理解する経験を持ってるということだよ。
そんなことをおっしゃいました。
(で、その俳句だか短歌だかもここで紹介したいと思ってですね、先日からネット検索してるんですけどみつからないんですよね。ううう。)
なんだか私の文章だと感動も驚きもないんですが(*_*;、高校生の私の胸には深く響いて、それ以来少なくとも田舎者であるということで必要以上にじぶんを卑下することはなくなったように思います。
今このブログを書きながら考えることは、高校生の時期にこういう言葉をもらえた自分はとても幸運だったな、ということです。
今でいう自分を肯定する言葉をいただいたのだと思うし、また、こんなふうにものごとをとらえる視点があるのだ、ということを教えていただいたのだと思います。
こういう言葉は大人になるとなかなか言ってもらえないものです。
萩の花をみると、H先生のやさしさと教養の深さをなつかしく思い出します。
COPYRIGHT © 2018 みずほピアノ教室 All Rights Resereved.