先週、小学1年生のMちゃんがレッスン室に入ってくるなり
「こんしゅうはいっぱい練習した!」
と言って、あいさつもそこそこに弾き始めてくれました。
そしてりっぱに弾き終えました。
「わあ、とってもよくひけたね!」
「うん、あのね、五時半におきてピアノをやったの。それから漢字とか勉強して学校に行った。それで、学校から帰ってきてすぐピアノをやって、そのあとさんすうと・・・」
「すごいな!えらいね!」
「うん。それでね、毎日やったんだよ!!」

     

なんてえらいんだろう。まだ1年生なのに。
お母様がそういうふうに持って行ったのかな。それも素晴らしいな。

     

ピアノの先生としてというか、母親として思うことがあります。
練習したらうまくなる、という経験を積むことが大事なんじゃないかな、と。
できなかったことが練習したらできるようになる、という経験を子供のころにたくさん積むと、大きくなった時、生きる力の一部になるんじゃないかな。
たとえば受験勉強でめげそうになったとき頑張れる力。
部活でどうしても勝てないとき、もう一度立ち向かう力。
自分の可能性を信じられる力。
そういうものが蓄えられるんじゃないかな??

     

そうだといいな、と思っています。
だから、よく練習してあるなと思うときはめちゃくちゃほめます。
音楽の指導をしているというよりは、母親の気持ちかもしれません(^_^;)